幼児・小学生クラス

バレエ教室の幼児・小学生クラスにおいて行う内容とは?詳しくご紹介!

バレエ教室の幼児・小学生クラスにおいて行う内容とは?詳しくご紹介!

お子さまが幼児や小学生になると、バレエ教室に通うことを検討される方が多くいらっしゃいます。しかし、初めてバレエ教室に通う場合、レッスンはどのような内容か気になるところではないでしょうか。 そこで今回は、バレエ教室の幼児・小学生クラスにおいて行う内容についてご紹介いたします。

1. 幼児期~小学校低学年までの内容

幼児期~小学校低学年までの内容

まずは、3歳からの幼児期より
小学校低学年の子どもたちがバレエ教室で習うことを解説していきます。

1-1. 3歳~就学前の内容

まずバレエですが、身体の柔軟性がとても重要となります。つま先はもとより、足首や膝などにおいて柔軟性が備わっていなければできない動きがたくさん含まれているからです。しかし、幼児だとまだ日常生活における身体の使い方もままならない状態であることも多いため、そのときに備えて身体の使い方を徐々に身につけていくことになります。

また、そもそもバレエを楽しいと思うことが大切です。バレエを学ぶにあたり、身体を動かしたり表現したりするということに楽しさを見出さなければ継続することが大変になってしまうでしょう。とくに幼児の頃には嫌なものは嫌とはっきりと表現する時期でもありますので、レッスンを通じて楽しいと感じられるような構成となっています。

バレエではリズム感も求められることになります。何名かできれいに動きを統一させなくてはならないこともあるので、リズム感を養うことによって表現力を高められるのです。音楽に合わせて楽しく踊ったり、動くことを通してリズム感を自然と身につけたりするというのも幼児クラスにおける重要なポイントとなります。 この時期にバレエを習うことは、お子さんがそもそもバレエに向いているのか、楽しんでレッスンを受けることができるかを確かめるという目的もあります。今後続けていくうえで大変なこともあるかと思いますので、講師やレッスン内容、メソッドなどをチェックしてお子さんとの相性を確かめる機会でもあります。

1-2. 小学校1・2年生の内容

バレエの動きを習得するための準備が幼児クラスである程度済んでいるので、ようやく基礎的な動きを身につけることになるのが小学校1・2年生向けのレッスン内容となります。

バレエに限ったことではありませんが、何事も基礎ができていなければ応用することは難しいのです。細かい繊細なテクニックなどはこの後レベルに応じて習得していくことになるので、まずは基礎を徹底的に身体に覚えさせる期間となります。早い段階で基礎を身につけることで、変なクセなどがついてしまうことを防ぐことにもなります。

音楽に合わせて踊るということ自体に慣れてきているはずなので、次のステップとしてバーを使ったり、音楽の特徴に合わせたりということを意識して踊るようにもなります。バレエで使用する音楽にはさまざまなスタイルが存在しているので、その違いを理解できるようにならなければなりません。その意識づけと、どのように動きに反映させるのかを目標とします。

小学2年生になると、プレトゥシューズと呼ばれるバレエ専用シューズを履いてのレッスンも始まります。バレエでは「ポワント」というつま先立ちをする特徴的な動作がありますが、その準備としてプレトゥシューズを履くことで徐々に足を慣らしていくのです。体が未発達の状態でのポワントは危険なので、段階をふむことで慎重に進めます。

2. 小学校中学年~高学年までの内容

小学校中学年~高学年までの内容

ここからは、小学校中学年から高学年までのある程度身体が成長してきてからバレエ教室で習うことを解説していきます。

2-1. 小学校3・4年生の内容

ポワントの動作を習得するためには、じっくりと時間をかける必要があります。小学校3・4年生でのレッスンでは、本格的にポワントを習得するためのレッスンを行うことになります。その際にはトゥシューズを履くことになりますが、このトゥシューズは未発達な身体に対して負担が大きくもあるのです。身体の成長に影響を与えてしまうわけにはいかないので、まずは履き方などの基本的なことから、トゥシューズを履くということに慣れる必要があります。

片手バーを使ったレッスンも本格化していきます。ポワントを習得するためには足の筋肉を鍛えなければなりません。とくに見た目を美しくするという意味でも、足の甲の筋肉がポイントとなります。バーを使ったレッスンによって、足の甲の筋肉を伸ばすことになります。ある程度足の甲をキレイに伸ばすことができるようになったら、足の裏の筋肉も鍛えていくのです。ステップをたくさんふむことによって鍛えられる部分となり、強い足となることが可能です。 足が鍛えられることにより、最終的に身体を上に引き上げることが可能となります。ポワントではつま先で身体全体を支えることになるので、足への負担が大きくなります。その負担を少しでも軽減するために身体の引き上げ方を身につけるのです。

2-2. 小学校5・6年生の内容

まだまだ大人と同じというのは難しいものの、小学校5・6年生になると実際のレッスンに近づけた内容で行われます。基本動作を身につけるための仕上げのレッスンといえるでしょう。これまでに基本的な動作などをおさらいするとともに、その動きをいかに無駄なく行うかにスポットを当てます。このバレエにおける基盤を整えることで、今後応用する際に正しい動作にのっとった動きにすることが可能となります。

これまではバーを使って行っていた動作を、バーを使わなくてもできるように徐々に移行していくのです。身体の成長が著しい時期でもあるので、インナーマッスルや全体の柔軟性に関してもさらに強化します。少し難易度の高いステップの習得も目指します。

3. まとめ

まとめ

幼児や小学生は身体の成長スピードも早いので、できることを着実に習得していくようなレッスン内容となっております。早く始めるほど上達も早くなる傾向にありますので、幼児から始めてみてはいかがでしょうか。

「N’s STUDIO」では幼児クラスはもちろんのこと、小学生から大人まで幅広いクラスをご用意しております。まずはお気軽にお問い合わせください。