中・高生以上クラス

バレエ教室の中・高生クラスで学ぶ内容とは?初心者の方へのポイントも解説

バレエ教室の中・高生クラスで学ぶ内容とは?初心者の方へのポイントも解説

バレエは幼い頃から始めるものというイメージがあるかと思います。実際始めるタイミングとしては早いに越したことはないでしょう。しかし、中・高生のタイミングから始めようと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、バレエ教室の中・高生クラスで学ぶ内容や初心者の方へのポイントについてご紹介します。

1. 中・高生からでも遅くない

中・高生からでも遅くない

多くの場合、幼児や小学生低学年の段階からバレエのレッスンを始めることになります。それはその時点で本人がバレエに興味がある、あるいは両親の意向によるものになるかと思います。

早期に始めるメリットとしては、時間をかけて基礎を身体になじませていくことが可能であるという点です。バレエはテクニックだけでなく、身体的な基礎やリズム感、柔軟性など、習得に時間がかかってしまう要素を必要とします。スタートが早いほど、それらの習得に丁寧に時間を割くことが可能となるのです。

ところが、中・高生からバレエを始めること自体は遅くありません。そもそもどの程度のレベル感でバレエをするつもりなのかによっても変わってくるためです。世界に通用するトップレベルの技術を身に着けたいのであれば難易度は高くなりますが、それでも不可能ではありません。あるいは趣味で一通りの動きをしっかりと身につけてバレエを楽しみたいということであれば十分可能です。いずれも必要な筋肉や動き、基礎のスキルを習得するだけなので問題はありません。 もしも中・高生になってバレエを始めてみたいと思ったものの、手遅れではないかととまどっているようでしたらご安心ください。実際そこからスタートしている方は大勢います。

2. 中・高生クラスの内容

中・高生クラスの内容

中・高生向けのクラスですが、小学生の頃からバレエのレッスンを受けている方を対象に、これまで積み重ねてきた基礎をベースとして、高度な技術の習得や難易度の高いステップの組みあわせを身につける段階となっています。一つひとつの動作の精度をさらに高めつつ、ダンサーとしての表現力を養います。楽曲や役柄に応じて踊りや動作で表現をするというのがバレエの醍醐味なので、そのスキルを成長させるためのレッスン内容となるのです。

実際のところ、教室に応じてレッスン内容は異なります。また、目的や経験の有無によって自分にあった教室を見つけるとよいでしょう。経験者の方と一緒にレッスンを受けるというのは、少なからずプレッシャーを感じてしまう部分はあるかと思います。しかし、目的にあったレッスン内容であれば、それもすぐに気にならなくなるでしょう。

カジュアルにバレエを楽しみたいという方が、トップレベルのスキルを身につけるための教室に通うというのはマッチしません。そのため、事前に体験レッスンや見学などで見極めましょう。

3. 用意すべきもの

用意すべきもの

初めてバレエを中・高生から始めるという方の場合、以下のアイテムを用意しましょう。

3-1. レオタード

バレエにおける制服となるメインのアイテムです。洋服の場合ある程度のサイズ感でも問題ありませんが、レオタードはメーカーなどによってサイズ感が異なるため必ず試着しましょう。自身の体型にしっかりとあったもの選ぶことが大切です。

3-2. タイツ

タイツは何でもよいように思えてしまいますが、バレエ専用のものをチョイスしましょう。実際はファッション用タイツでも問題があるわけではないものの、伸縮性や摩擦への耐性など、バレエ専用のほうが当然レッスンに適しているからです。ピンクベージュ系あるいはブラックのカラーが人気です。

3-3. スカート・パンツ

レオタードだけでなく、その上からスカートあるいはパンツを履くというのがレッスンのスタイルとなります。どちらでも問題はないので好みで選ぶようにしましょう。下半身が隠れすぎないサイズ感であることがポイントです。レッスンにおいては正しい動作を身につけるわけですので、下半身が隠れてしまうと動きの確認が難しくなってしまうためです。

3-4. シューズ

シューズもレッスンにおいて重要となるアイテムです。初めての場合は、レッスンですぐに必要になることはないので、事前に確認しておくとよいでしょう。レッスンで使用するようになってからは必須アイテムとなります。万が一忘れてしまうとレッスンができなくなってしまうので注意しましょう。 素材にはそれぞれ特徴が異なる、布、革、布と革のコンビの3種類が存在しています。好みにもよりますが、通気性や吸水性に優れており、コストも低いことから、布製を選択される方が非常に多い傾向にあります。

4. 始める際の注意点

始める際の注意点

バレエを中・高生から始める際の注意点ですが、まずは教室選びです。バレエ教室は非常に多く存在していますが、当然どの教室でもよいというわけではありません。日本において、バレエ教室を開講するためにバレエに関する資格は不要です。つまり極端にいえば、誰でもできることになります。

もちろん生徒にレッスンをすることになるため、何も知らない素人であることは考えられないものの、講師のレベルは教室ごとに大きく異なる可能性があるのです。ちなみに、海外ではバレエを教えるためには専門的な資格が必要です。

目的が趣味なのか、本格的なものなのかによっても選ぶ基準は違うかもしれません。しかし、せっかくレッスンを受けるのですから正しい技術を身につけたいはずです。確かな経歴を持つ講師であるか、レッスン人数は個別の指導ができるくらいの少人数であるかなど、機械的なレッスンではないかどうかが見極めるポイントとなります。

5. まとめ

まとめ

バレエのレッスンは中・高生のタイミングから始めても問題はありません。本格的にプロになりたいという方であっても、不可能ではないのでご安心ください。始めたタイミングに関係なく、しっかりとレッスンを受けることが可能です。

「N’s STUDIO」では、ジュニアという中学生を対象にしたクラスや高校生以上を対象としたアドヴァンスクラスをご用意しております。まずはお気軽にお問いあわせください。