今日からチャレンジ！バレエがより早く上達するコツを詳しくご紹介

バレエ教室に通っているけれど、思うように上達しないと悩む方に、今日からすぐに始められる上達のコツをご紹介します。今、少し行きづまっている方や、「バレエが大好きで早く上達したい！」と思っている方は、ぜひ実践してみてください。

1-1. レッスンの前後などは正しいストレッチをおこなう

レッスン前のストレッチは、体を柔らかくしなやかにする効果があり、ケガの防止にもとても大切です。早く柔軟性を高めようと、強い痛みを感じるほどに無理をしても、柔軟性は向上しません。また、それでは柔らかくなるどころか、身体を痛めてしまいます。できるだけ早く、しなやかな身体になりたい気持ちはよくわかりますが、ケガをしてしまっては元も子もありません。 ゆったりとした気持ちで筋肉を伸ばすことを意識し、少し痛みを感じる状態で10秒間キープします。これをレッスンの前後とレッスンの合間にもおこなうようにしましょう。

1-2. バーレッスンはバーとの距離や握り方も意識する

ついつい身体の使い方ばかりに気を取られてしまいがちなバーレッスンですが、バーとの距離や握り方も大切です。あまりバーを強く握りすぎると、動作のたびに身体がバーに引っ張られて、バランスが崩れてしまいます。 バーはしっかり握るのではなく、優しく手を添える程度にします。まっすぐバーの前に立ち、バーに手を添えたときに少し肘が曲がるくらいの状態が、バーとのベストな距離です。

1-3. センターレッスンは視野を広くもつ

センターレッスンでは大きな鏡の前でレッスンをおこないますが、ただ鏡を見てレッスンするだけでなく、広い視野をもってさまざまなことに注意するのがコツです。 鏡にうつる自分の動きを確認するだけではなく、先生の動きと比較して、同じ動きになるように意識して修正します。少し難しい気もしますが、これができるのとできないのでは、上達のスピードが変わってきます。 また鏡をつかって自分の表情にも注意し、表現力も磨くようにしましょう。さらに、鏡にうつる自分の身体のラインも定期的に確認し、一番きれいに見える体型を維持するようにしましょう。

2-1. 自宅でも毎日ストレッチをする

バレエ教室のない日でも、バレエ教室でしているストレッチを毎日するようにしましょう。自宅だとついついリラックスしてしまいがちですが、バレエ教室にいることをイメージしてしっかりと背筋を伸ばしてストレッチしましょう。柔軟性を高めるには、毎日のストレッチが必要不可欠です。

2-2. 動画を活用して客観的なイメージをつかむ

現在では、YouTubeでさまざまな動画が配信されており、バレエについての動画も多く配信されています。まるでレッスンを受けているかのような動画もあるので、そういったところからも技術を吸収することができます。また、より多くのプロのアドバイスが受けられるのも魅力的です。 他の動画活用方法として、自分の動きを動画に撮って、客観的な目線で見てみる方法もあります。自分の動きを客観的に見ることで、鏡で自分の動きを確認するのとはまた違った発見があるでしょう。

2-3. バーレッスンのおさらいは壁を代用する

バーレッスンのおさらいは、自宅にバーがなくても壁を代用することでおこなえます。広いスペースが確保できなくても、2畳ほどのスペースがあれば十分です。また自分の動きを鏡で見ながら動くのとそうでないのでは、動きの正確さが変わってくるので、できれば全身鏡を置いて練習しましょう。

2-4. バレエの音楽や舞台で感性を磨く

忙しくてなかなか時間のとれないときには、バレエの音楽を聞くといいでしょう。同じ音楽でも、何度も聞くことで細かな表現に気づくことができたり、聞き慣れておくことで、踊りに集中したりすることができます。さらに、いろいろなバレエの音楽にふれて、感受性を高めておくといいでしょう。 他にも、バレエの舞台はもちろん、バレエ以外の演劇などからも表現力を学べます。

2-5. 睡眠の質と食事のバランスに気をつける

バレエはいかに美しく魅せるかが大切なので、体型維持は必須といえます。同じように踊っても、体型によって見え方も変わってくるので、意識しておきたいところです。 ただし、極端にやせすぎてはいけません。人によって一番美しく見える体型は違います。バランスのよい食事を大前提に、自分に合った体型と食生活を見つけることが大切です。 他にも、質のよい睡眠を充分にとることで、身体の調子を整え、パフォーマンスを向上させることができます。